今年一番と言う暑さから逃れるために、近くにある皿ヶ峰(1271m)の『風穴』へ行ってきた。
ここには、『ヒマラヤの青いケシ』(メコノプシス)が咲いているのだ。
冷たい霧が、頬を撫でる。1~2分も涼むと身体中の汗が飛び、Tシャツ姿では悪寒が走るほどだった。
花は終わりに近づいていたが、白く霞む育苗地の囲いの中に神秘的な青が浮かび上がる。
風穴から溢れ出す冷気は、外気温が20度を超すと白い霧となるのだが、比重の重い霧は浮き上がることなく、辺りを漂い冷気と湿度を供給し続けるのだそうだ。
道理で、平地ではとっくに花期を終えたあじさいたちがご覧のように生気を漲らせ、林床ではモミジガサの蕾も出番を待っていた。
土曜日とあって、家族連れや山へ登る人、下りてきた人たちでごった返していたが、この周辺は、ブナ、ミズナラ、カエデなど・・・植生豊かな国有林で「皿ヶ峰連峰県立自然公園」にも指定され、多くの人々の憩いの場となっている。
しかし、この風穴は、かって訪ねた青木ケ原樹海の富岳風穴のように洞窟を持つわけではない。
終末期の花も、先般ハッピーさんが紹介してくれた車山高原のペンションビレッジのように美しくないが、平均気温は3~4度というから、いかに茹だる下界から駆け上がったとは言え長居は無用のようだった。
ところで、百合のようなこれは一体何の花だろうか?
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